全国大会で活躍したファーストセットの選手が分散したこともあるが、それ以上に選手一人一人に覇気が無かった。
全国大会のときにまとっていたオーラはどこかへ脱ぎ捨ててきたようだ。
バーモント杯の時は県大会前からすべてのマイナスの要素(失敗しそうな要素)を極力排除し、本大会の3日間にすべてのコンディションをあわせて臨んだ。
今回は特別なことは一切せず選手の『生の力』で戦ってみた。
技術的にはあの時と変わらない。いろいろな経験でどのくらい人間力(精神力、判断力や洞察力)がついているか試してみたかったのだ。
苦戦はするがある程度は勝てるかと思っていたら、苦戦の末あっけなく敗退してしまった。
選手達は目先の小さな失敗を恐れて消極的になり、気がついたら大きな失敗となっていた。
受身になるとこんなもんだが、この兆候はすでに郡の大会でも出ていた。ちょっと勝ち続けると陥りやすい心理だ。
まだまだだったか?というよりこの年代の選手に何の準備も無く勝てというのにはやはり無理があったかな。
とはいえ全然ダメなわけでもない。フリーキックは得意の形できちっと決めたし。負けても泣かなかったし・・・?
それに失敗しないと次のステージには上がれない。
選手は螺旋階段を上がるように進化していく。以前と同じような失敗に見えるがけっして同じではない。
今はすでに次の育成段階に入っている。大ジャンプにはもう少し時間が必要だろう。
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