ueichiの雑記帖Ⅱ

サッカーを通して様々な人と関わる毎日をつれづれなるままに・・・

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フットプリント発行

すっかり忘れていましたが
年末年始にやっとやっと書きあげてレポートを投稿してあった
長野県中学生サッカー年鑑が完成して手元に届きました。

今回のレポートは思いっきりローカルに
上松に特化したものにしようと悪戦苦闘し
一応満足できるレベルと思いながら投稿したわけですが
いま読み返すと少し長すぎるし
書きなおしたい部分も少なくありません。
うーん難しい!!

そんな状況ですが
恒例により全文をアップしておきます。




上松中学校サッカー部 久しぶりのフットサル北信越大会挑戦

 今年も相変わらずフィジカルの弱い選手達で構成されたチームでした。少しでもスピードやパワーを付けようと中学入学以来3年間いろいろなトレーニングしてきましたが、晩成型の選手達なのでおのずと限界は知れております。
 夏の大会を不完全な形で終えてしまった直後から、フットサルは何とかしたいという思いは強くありましたが、いくら策を巡らしてもフィジカルの差を埋めることは困難だろうと考え、必要以上に勝負にこだわるつもりはありませんでした。
 しかし、夏が過ぎてフットサル県大会が近付くにつれ、選手達の「どんな事をしても勝ちたい」という気持ちがひしひしと感じられたため、例年は全国レベルから逆算して、総合力がそのレベルに達していなければ高望はしないのですが、今回は特例的に県大会を勝ち抜くことを最優先にしてみようと決断しました。

 戦術的には、小学生の頃からコンパクトなボックスでしっかり守ってカウンターアタックの鋭さで勝負を決めていくという得意なパターンが確立されていたので、戦いのベースは『堅守速攻』と決めていました。
 ただ、最初から相手に戦術的な狙いを悟られるのは避けたかったので、色々なボールの持ち方や攻撃パターンをちりばめ、さらに僅差の試合でも最後まで平常心を保てる粘り強さをトレーニング中から選手に要求しました。
 勝負の鉄則は先ず相手に油断させることですが、見た目は間違いなく弱そうなのでこれは問題なし。試合が始まってもたいしたことなさそうでこれも問題なし。最後までたいしたこと無いオーラを身にまとい対戦相手に必要以上に警戒させないように慎重にゲームを進めました。また、なかなか油断してくれない相手がいることも予測できたので、スタメン選手の組み合わせを替えるなどして、選手交代でリズムを変えて得点を狙う準備も常にしていました。対戦したチームの多くは試合が終了した後「どうして負けたのか解からない?」という感想であったと思います。

 本当に狙っていたのはカウンターアタックだけで、セットプレーでも何点か取りましたがこれはおまけと考えていました。苦労したのは(カウンターアタックのみではそう何点も取れないので)、なるべく得失点のレートを下げる試合運びを心がけるということでした。
 基本的に負けず嫌いで攻撃的な選手たちにとっては、攻めたい気持ち、1点でも多く得点して楽になりたい気持ち、自分たちの得意な部分を見せつけたい気持ち、そういう部分をすべて我慢し続けるというのはとても窮屈だったと思います。しかし、彼らはよく我慢を続け、時には崩れそうになるチームメイトを励ましながら戦い抜いてくれました。
 県大会前は走り込みの量を2倍以上に増やし、メンタルトレーニングの基本である深呼吸の練習も多めにして、勝負に徹して勝ち残るために考えられることを周到に準備しました。

 県大会1次リーグは、県トップリーグで活躍する東信の強豪シンカーズを4対1、中体連フットサルの強豪塩尻西部中を6対2で下し、2日目の決勝トーナメントでは、北信1部リーグ所属でなかなか油断してくれない東北デルソーレを1対0でかろうじてかわし、準決勝は中信地区のライバル塩尻中学校を5対0、決勝は県トップリーグで活躍しフットサル県大会でも常連の中野エスペランサを8対3で破り、悲願の優勝を果たすことが出来ました。すべてがうまくいったわけではありませんが、運にも恵まれ概ね想定内の試合運びで、経験を重ねるごとに選手達は自信を深めさらに戦い方が洗練されていきました。
 しかし、優勝はしたもののこの時点ではとても北信越大会で戦える力はありませんでした。スピード、パワーは圧倒的に足りない、スタミナはいくらか勝負になるが大会中は確実に消耗していくので、1次リーグ3試合目まで持つのかは疑問。基本技術は対等かやや劣る、1対1の攻防もやや劣勢、セットプレーの巧妙さは対等かやや優位だが計算は出来ない、パスワークはやや劣勢(個の能力の差により良さが出し切れない)、少し優位性があるのは我慢して耐える力くらい、と分析していました。

 県大会終了直後から北信越大会までの1ヶ月、これらのチェック項目すべてにおいて少しでも北信越レベルに近づくよう、先ずはバランスよくトレーニングを重ねました。短期間で選手たちは新たな技巧を身につけチームとしてのレパートリーも飛躍的に広がりましが、本番の厳しい展開の中で使いこなせる程までには成熟できなかったので実戦投入は諦め、最終週は、体調管理、メンタルトレーニング、セットプレーに特化したトレーニングに絞り込んで大会に臨みました。

 北信越大会の結果は、4-3五十嵐FC(新潟第3代表)、1-2ジェス新潟東(新潟第2代表)、1-1リオ加賀FC(石川第1代表)で1勝1敗1分けとなり惜しくもグループリーグ3位でした。
わずかの差で目標の1次リーグ2位以内(3位決定戦進出)には届きませんでしたが、狙い通りの粘り強い戦いぶりは十分に満足できる内容でした。
 選手たちは冷静に今の自分達の実力を見極め、自分たちの勝負できるポイントをフルに活かした試合運びで、北信越の強豪クラブチームと互角の戦いを展開できたことに大きな手ごたえを感じているようです。
 まだまだ発展途上で力不足のチームでしたが、今回大きな舞台でハイレベルなフットサルを体験できたことは、戦った選手たちはもとより、サポートに回った後輩たちにとっても、今後成長を続けるためのすばらしい糧となるものと思います。
 上松中学校サッカー部は、地域リーグ2部に在籍する過疎地の小規模校のサッカー部ですが、条件さえ整えばより大きな舞台でより密度の濃い経験を子どもたちに提供出来ることを示せたものと思います。
選手たちの本気のチャレンジには必ず大きな収穫があるということを改めて実感し、才能豊かな子供たちと出会い共に学び、大きく成長する場面に立ち会えたことに感謝しながら報告とさせていただきます。応援ありがとうございました。

PS.今回フットサル北信越大会を制した新潟の長岡JFCは、今年の高円宮杯北信越大会、北信越クラブユースサッカー選手権ともに準優勝、フットサル全国大会では2009年に優勝経験も有ります。
フットサルへの取り組みは各チームの方針により様々ですが、フットサルもサッカーも分隔てなく取り組み強化を続けるこの強豪チームと我がチームは過去に3回対戦し3敗、今回は対戦できるところまで到達できませんでした。
 長岡もこれからさらに進化しそうですが、次の機会にはぜひ我がチームが勝利できるように、まずは環境を整え直してさらに選手育成に励みたいと考えています。

 以上  
                                        



 結局、全国大会は激戦を制して長岡が2度目の優勝を果たしました。悔しいけど強いね。
 もともと勝負には執着しない筆者ですが、環境とか育成の方法とかマネージメント全体で明らかに劣っているのが悔しく、そういう意味で長岡は大きな目標の一つです。育成環境を整え積み重ねた結果として、いつかは勝ちたいと思います。



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