
昨年はインフルエンザで、決勝トーナメント出場を断念。この経験不足が最後まで響いた1年でした。
ゆえに今回は、優勝したというより無事に強化のスタートラインに立てたことに喜びを感じています。健康はいいね。
ローカル大会といえども選手が体感する精神面の負荷はそれなりにあるもので、そういう状態に耐性をつけていくにはやはり経験が一番。2日間、もっと言えば前の週の練習から良い積み上げができました。
今大会では、意図的に選手の出場時間やアドバイスの内容を調整。現時点での中心選手にはチームの柱であることを自覚させるため、疲労やプレー中のアクシデントで動きが落ちても使い続け、普段のトレーニングで力を出し切らない選手は出場機会を削り、全体的には辛口の評価で通しました。
筆者は基本的に選手とはあまり多くの言葉は交わしませんが、しっかり話さなければ伝わらない選手もいるので、今週はイメージが鮮明なうちに少し個々面談をしてみようかと考えています。
1年生チームも大健闘で、並み居る上級生チームを退けて3位に食い込みました。準決勝でのAチームとの対戦も昨年末の南木曽大会よりはるかに手ごわくなっており満足できる内容でした。
保護者サポーターも大喜びで、試合後勝利の写真撮影会となりました。筆者としては「この程度ではしゃがないように」と言いたいところ(数年前なら言っていた)ですが、まあ、子供の活躍に一喜一憂するのは親の特権なので今回は許しました。
ぜひ県大会優勝くらいで記念撮影ができるよう各家庭頑張っていただきたいものですが、世の中甘くはないからね。
個人賞も独占で、キャプテンが得点王、副キャプテンがMVPを受賞。大会前日の英語検定をキャンセルして練習を切り盛りしたキャプテンの思い。英検を終えてすぐに練習に駆け付けた副キャプテンの責任感が取らせてくれた賞だと思っています。
こういう少しずつの思い、考え方、行動の積み重ねが苦境を跳ね返すパワーの源となり運を呼び込むことができます。
さて、課題は今週からの練習。もともと試合後に体調不良となり欠席する子が多い甘いチームなので、とりあえず今夜の練習に全員そろうか?その辺がチーム強化の肝となります。
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